エドモンド・デュラック Edmund Dulac
(1882ー1953)

 1882年10月22日、デュラックははフランス・トゥルースに生まれました。幼い頃より絵を描き始め、休日には日本の浮世絵を模写することに明け暮れました。大学2年間法律を学んだ後、エコール・デ・ボザールで美術を学びます。ウォルター・クレインやウィリアム・モリス等のアーティストに触発され、彼はイギリスに傾倒していきます。

 パリのアカデミー・ジュリアンの奨学生となりながら、たった3週間でドロップ・アウトしてしまいます。学校とパリの街に幻滅した彼にとって、ロンドンはアートの聖地ともいうべき存在にまでなります。彼はフォリオと出版社の地図を片手見1904年ロンドンに渡り、その後生をそこで過ごすことになりました。

 22歳のとき、ブロンテ姉妹の新作の挿絵を描いたものが彼のデビュー作となりました。

 1900年代のアラビアン・ナイトは、彼の最も人気のある作品の一つです。そのエキゾチックでファンタジックな絵は、沢山の人々を魅了しました。彼の名と絵は、ヨーロッパ中に広まり、1940年代には、切手や、スペインイ・タリアなどのお札のデザインを手がけるようにまでなります。
 1953年に没するまで、彼の作品は人々に夢を与え続けました。




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